フレデリック沼に3年かけてハマった人のお話

2009年に結成した4人組ロックバンド

フレデリック

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2014年3月、プロデューサーに柏原譲(Polaris/フィッシュマンズ)を迎え、代表曲である「SPAM生活」を含む初の全国流通盤となる1stミニアルバム『うちゅうにむちゅう』をリリース。 2014年9月24日、ミニアルバム『oddloop』でA-Sketchからメジャーデビュー。(Wikipedia参照)


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  • ギター

赤頭 隆児(あかがしら りゅうじ、1989年6月26日 生まれ 、画像右から2番)

 

  • ギター、ベース、コーラス、作詞、作曲

三原 康司(みはら こうじ、1990年2月20日 生まれ、画像左 )

 

  • ボーカルギター

三原 健司 (みはら けんじ、1990年2月20日 生まれ、画像左から2番目)

  • ドラム

高橋 武(たかはし たける、1989年6月13日 生まれ、画像右)

 

※元々ドラムは kaz. が担当していたが、2015年に脱退、それ以降のドラムは上記の高橋武 が担当している。

 

前置きはさておき

3年を掛けて私が彼らにどう取り込まれたのか、話をしようと思う。

 

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フレデリックとの出会い

KANA-BOONゲスの極み乙女。[ALEXANDROS]が好きだった私はYouTubeで上記の3組のミュージックビデオを日常的に見ていました。

 

その時に関連動画として出てきたのが彼らの代表曲

「オドループ」 

 

 

 

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ベタな出会いである。

正直初めて聴いた時はピンと来なかったのだ。

癖が強いのだ。三原兄のヘアースタイルも当時は強烈で不良バンドかと思って居たのです (笑)

サブスクでダウンロードすることも無くその日は終わります。本心、好きではないと。今思うとアホだ。

 

数日後のこと

再び、今度はおすすめとしてオドループのサムネが表示されていた。特に何も考えずに視聴を開始。

 

「うーん、まぁ特に好きではないけどダウンロードするかな」

 

今考えてみると、もう沼に入りかけてる状況です。お前は既に惚れているんだよ。

 

ですが、その後オドループを聴き重ねながらも死ぬほど好き!とか、他の曲も聴きたい!という感情は湧いてきませんでした。失礼な奴ですね。ドアホ。知ーらないんだ!

罵倒はそのくらいにして、ここでフレデリックへの譲歩は一時停止します。

 

 

 

沼で泳ぐ為の第2ステップ目f:id:kouzyousinda:20200205184651j:image

私自身、昔から邦ロックが好きで高校時代のクラスメイトとは頻繁に邦ロックのオススメを出し合っていました。その際の事、邦ロックの会話を頻繁に交わす仲の良い友人からフレデリックの話が持ち上がります。

 

フレデリックオンリーワンダー、良いよ」

 

 

神の一声ですね。オドループをループしていた私でしたが、2曲目へと足を踏み出していなかった為、尚更。帰宅後直ぐに聴きました。

その時の衝撃は今でも忘れない

「なんだ、この心の奥底からノリノリにさせる曲は」 と。

速いテンポからストレートなワード、全てがエモーショナル。心を直接鷲掴みされた気分でした。少し関係ないですが、オンリーワンダーのMVは4人とも特にイケメンですね笑f:id:kouzyousinda:20200205180745j:image

でも、まだまだです。

食わず嫌いが酷い僕はこれでもフレデリックに心酔しきれないのです。

私は高校野球の監督より厳しいのです。

 

かなりうれしい、かなしいうれしいとの出会い

 

2017年夏、僕はアニメにプチハマりしていました。そしてその頃に見ていたアニメがf:id:kouzyousinda:20200205181530j:image

恋と嘘です。

そして、恋と嘘のOPに起用されたのが

フレデリック」 

ここで 「かなしいうれしい」と出会います

 

 

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お察しの通り、初めは 「あんまり好きじゃない」 という印象を持つ馬鹿者でした。

しかしながら、アニメともなると全12話全てで聴く事となります。フレデリックとしては「12回も聴けば中毒症状に陥る」という状況に持ち込む勝利の方程式ですね。

私が勝てるはずもなく、気づけば「かなしいかなしいかなしいかなしい〜うれしいうれしいうれしいうれしい」と悲しいのか嬉しいのか分からない情緒不安定な男になってしまったのです。

 

絵面はキモかったと思うのでどちらかと言うとかなしいです。

 

小さな動きが大きな一歩


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お気に入りが3曲も出来てしまっては他も聴かずにはいられません。

この時点で私は気づいてしまっているのです。

「彼らの曲はスルメ曲だ」 

 

スルメ曲とは 

最初聴いた時にはあまり印象に残らないが、何度か聴くうちに次第に曲の良さや深みを感じられる曲のこと。
「一口目ではあまり味がしない」けれど「噛めば噛むほど味の出る」スルメに例えられこのように呼ばれる。

(ニコニコ大百科参照)

 

それが分かってるとか、教科書見ながら歴史のテスト受けてるようなもんですよ(例えが下手)

 

そして次に運命の出会いを果たす、いやらしい歌は

 

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「リリリピート」 なのです。

あぁ、そうです。スルメにも程があります。

他の曲に比べても、この曲は好きになるまでに特に時間を要しました。

その反動かどうか分かりませんが、大きな愛を育む事となりました。

合わせて友人が大好きな曲で、カラオケで歌っていたのも大きかったです。

その際にはこの曲が好きとかお互い知らなかったので興奮しました(笑)

 

こうなれば彼らの思う壷です

 

「オワラセナイト」

「TOGENKYO」

「シンセンス」

「飄々とエモーション」

「スキライズム」

「愛の迷惑」

 

と少しづつ聴く曲数が増えるのです。

私は邦ロックファンですが、広く浅く聴くタイプで直ぐに多くの曲数を聴こうとはなりません。これは大きな一歩なのです。

 

ここまで勢いよくフレデリックスコアを稼いで行くのですが、なんとここで私の中でのフレデリックの勢いが止まってしまいます。ダイエットみたいに停滞期が訪れるのです。

 

声にもならない感動 沼の完全始動
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昨年夏、私はとあるロックフェスに足を運びました。

その時のトリが「フレデリック

ナイトステップもNEON PICNICも逃避行もKITAKU BEATSも知らないにわかでしたが、かなりワクワクしました。

 

日が落ち、独特な雰囲気が漂う中、彼らは「はじめます」の一言と共にライブを開始。

想像の2000倍エモいのです。

ここに来て魅力を言語化出来ていませんが、とにかくエモいのです。

それに合わせて初めて聴く曲達も頭から離れないし、泣きそうなほど私の感情を揺さぶるのです。

ありがとうありがとう、叫んでも叫んでも叫び足りないほど好きになりました。

あれこそ、僕がフレデリックとの愛を誓った最高の瞬間。

あの日を機に僕は沢山の曲を聴き漁り、そして今の私があります。

 

3年間も掛かった事が不思議でなりません。

シンプルにアホでした(泣)

 

 

最後に

ライブにも中々行けない、ファンの歴も浅い未熟な私ですが、フレデリックへの愛は本物だと自分の中で思っています。

多くの人とこの愛を共有出来ること、1人でも多くの人がフレデリックを好きになってくれる事を願っています。

最後まで閲覧頂きありがとうございました。